武藤英紀 | Hideki Mutoh Official Website

Round07 アイオワ決勝結果Result : 3位

2009年6月21日(sun)    天候 : 曇りのち晴れ / 気温 : 26〜29℃

photo_races_09_r72009年IRLインディカー・シリーズ第7戦は、アメリカ大陸のほぼ中央に位置するアイオワ州へとやって来た。州都デ・モインの郊外にあるアイオワ・スピードウェイには、今年もグランドスタンドを埋め尽くすファンが集まった。朝方まで降っていた雨もレース前にはやみ、レースは12時半過ぎに予定通りにスタート。予選4番手からダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)が今季2勝目を飾った。そして、インディカー参戦2年目の武藤英紀(Andretti Green Racing)が、今季の自己ベストとなる3位フィニッシュで表彰台に上った。

レース序盤にアクシデントが重なり、イエローコーションが多発。どのタイミングでピットストップを行うかによって順位を稼ぐ者、落とす者が現れた。しかし、最終的にはスピードを持ったドライバーが上位で戦う展開へとレースは収束していった。ポールポジションからスタートしたカストロネベスと、3番手スタートだったスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)はトップを争っていた18周目に接触。ディクソンはタイヤがパンクし、カストロネベスはフロントウイングを破損して後退。彼らは中団グループにとどまったまま苦戦を強いられ、二度とトップ争いに復活してこなかった。トップ争いはフランキッティとブリスコーの間で行われることとなり、197周目のピットストップ前まではブリスコーがトップを走った。しかし、この最後のピットストップで小さなセッティング調整を行ったフランキッティがスピードアップし、5.0132秒という大差をつけて優勝した。

武藤はスタート直後こそポジションをいくつか落としたが、すぐにトップ10へと食い込み、55周目からのフルコースコーション中にピットインしなかったことで9位から5位へと大きくポジションアップ。この後、トニー・カナーン(Andretti Green Racing)がピットに向かったことで4位に浮上。113周目にフルコースコーション下で行ったピットストップで武藤陣営は4位の座を守り、ブリスコー、フランキッティ、ダン・ウェルドン(Panther Racing)の後方へとピットアウト。124周目のリスタートで武藤はウェルドンをオーバーテイクし、前を行く2人を追った。250周のレースでトップと同一周回は4台だけだったが、武藤は安定した速さを保ち続けて今シーズンのベストとなる3位フィニッシュ。昨年のアイオワ以来、キャリア2回目となる表彰台獲得を果たした。第7戦終了時点で武藤のポイントランキングは、レース前の12位から10位へと上がった。


武藤英紀 決勝後コメント

マシンの調子がよく、リスタートで何台かパスすることができ、ようやくトラブルも無い走りがゴールまでできました。この勢いを保って、マシンをもう少し煮詰め、自分もまた成長をすることで必ず勝てる日がくるという自信を持てるレースになっていました。私のマシンはリスタートがとてもよく、恐らくブリスコーはタイヤが温まるまで時間がかかっていたので、終盤にフルコースコーションが出ればパスするチャンスがあったかもしれません。昨年は作戦に助けられて順位を上げたレースでしたが、今年はすべてオーバーテイクをして順位を上げることができ、ようやく戦える状態まできたのかな、という思いがあります。