武藤英紀 | Hideki Mutoh Official Website

R14.ケンタッキー決勝結果Result : リタイア

DATE : 2008年8月9日

ph_r13予選4番手の武藤はポジションをキープし、順調にレースのスタートを切った。序盤はしっかりとトップグループを構成し5位を走行し、51周目の1回目のピット作業を順調にこなす。2回目のピット作業を84周目におこない、順位を少し落としたが、マシンのスピードは速く、充分に上位を狙える走りをしていた。ところが、周回遅れのマシンにラインをブロックされ、アウト側にふくらんだせいでタイヤかすを拾ってしまい、マシンに振動が出てしまう。そのため、早めのピット作業をおこなおうとピットレーンに向かったが、ちょうどそのタイミングでミルカ・デュノがクラッシュし、ピットがクローズになったためにそのままピットレーンをスルーすることになってしまい、さらに順位を落としてしまった。そこで、フルコースコーション中の135周目にピット作業を行い、そのままコーションが続くうちに、142周目に再度給油を敢行し、そのまま燃料をセーブする走りをおこない、最後まで走りきる作戦に切り替えた。ところがいよいよレースが終盤にさしかかり、作戦が功を奏するかに見えた157周目、武藤は異常な振動を感じて緊急ピットインをした。振動の原因は、ドライブ系のボルト折損で、5本あるボルトのうち3本が折れてしまっていた。そのまま走行するのは不可能なため、リタイアとなってしまった。武藤と同じ燃費作戦をとったエリオ・カストロネベスが、燃料ぎりぎりながら2位に入ったことを考えると、武藤英紀は上位入賞、場合によっては優勝の可能性もあっただけに、残念なリタイアとなってしまった。優勝したのはスコット・ディクソン。今季6勝目で、シーズン最多勝利タイ記録に並んだ。2位のエリオ・カストロネベスにゴールラインで並びかけ、ぎりぎりで3位に入ったのは武藤のチームメート、マルコ・アンドレッティ、それ以外のチームメートではトニー・カナーンが8位、ダニカ・パトリックが11位に入っている。武藤の年間ランキングは9位。ルーキー・オブ・ザ・イヤーでは依然トップを維持している。